バックナンバー: 2014年 12月

感謝そして恩返し
山口代表 親方は巡業中の転倒事故で頸椎捻挫の重傷を負い、一時は全身まひとなりながらも、奇跡的に職場復帰を果たされました。その復活劇はテレビでも放映され、大きな反響を呼びました。
尾車親方 妻や家族をはじめ、多くの人の支えに感謝しています。弟子たちも手術直後の私の誕生日に、デジタルフォトフレームを贈ってくれ、「早く帰って来てください」とのメッセージには胸が熱くなりました。当時、首から下の自由は利きませんでしたが、脳から手足に“動け! 動け!”と信号が送られるように強い気持ちで念じ、「何が何でも部屋に帰る!」と自身を奮い起こしてはリハビリに励みました。
山口 親方は「人生8勝7敗 最後に勝てばよい」との本を出されています。実は私も“7敗”しているんです。大学受験で1年浪人し、司法試験で4回の不合格。衆院では二度の落選も経験し、死に物狂いで支援してくださった方々に申し訳ない気持ちでした。その後、参院で戦う土俵を与えていただき、恩返しのために必死で働いています。
尾車 私は相撲の世界で“生き方”を学びました。たとえ7敗しても、8勝すれば番付は上がる。負けて泣いてる場合じゃない。泣いた数より一つでも多く笑って千秋楽を飾ろう―。現役時代はそんな気持ちで土俵に上がっていました。
山口 私もファンとして、親方の一生懸命で前向きな相撲に声援を送っていました。ところで親方は今、“完全復活”に向けてリハビリに励んでいますね。
尾車 まだ思うように体が動かず大変ですが、早く自分一人で何でもできるようになりたいと努力しています。稽古場では弟子に「楽して強くなれるか!」と叱咤することがあります。実はそうやって、自分自身を鼓舞しているんです。
山口 度重なる挫折と復活を経験した親方の姿は、弟子の皆さんの大きな支えになっているでしょうね。昨年、公明党は結党から50年を迎えました。それは支持者の皆さまの真心と汗と涙が積み重なった歴史です。命懸けで党を支えてくださっている方々を思うと、いい加減な気持ちで議員活動などできません。
尾車 自分の生き様を包み隠さず見せ、弟子たちがどう感じてくれるか。今、私ができることはそれしかありません。弟子たちも私の姿を見て、「いい相撲をとって親方を喜ばそう」という気持ちで稽古に励んでいます。面と向かって礼など言いませんが、やっぱりうれしいですね。

NCM_0103神楽女湖入口路面雪凍結2014.12.18

12月に入り、鶴見岳もずっと雪化粧しています。先日の夜半からの雪で扇山の道路も数センチの積雪となり車もゆっくり走っていました。スタットレスタイヤに交換していなかったので気になりましたが何とか走れました。夕刻、ブリジストンのタイヤに交換。翌日、東山、枝郷方面へ行った時の写真です。場所は、神楽女湖入口のところですが、路面凍結の所が数か所見受けられました。友人に状況をお聞きしたところ「寒いが大丈夫」とのこと。安心しました。