Archive for 2012年 7月
「自分さえ良ければ主義」に警告
夕刻6時より横浜の関内ホールで行われた公明党政経フォーラム「森田実の『日本再建へ言わねばならぬ』の講演を聞く機会を得た。いつもの和服姿に落ち着いた物言い、鋭い見識と、とても80歳とは思えない各酌とした上品さを持っている。
現政権は4年間消費税増税はしないと言ってきた、それをやると言い、やると言ってきた目玉政策をやらず、このような公約違反はとても民主政治とは言えない、これを認めたらその国は混乱し、政治家は堕落するとキッパリ!野田総理のような平然と公約違反する政治家は日本にはいなかった。
民主党は「宇宙船のような党」「逆ピラミッドのような党」だ。何故なら生活の現場を知る地方議員が少なく、組織も脆弱、それなのに国会議員が多いからだ。
昨年被災地に入ったが、公明党の地方議員は一生懸命被災者の相談にのっていた、また再建に向けて努力していた。民主党の国会議員も被災地に皆尋ねてくるが滞在は平均15分、菅総理も15分しゃべって記念撮影をして帰って行った。政党の役割は共通の哲学、理念、目標を持って結集し、国民の要求が国に入ってくるきちっとした政党でなければならない。公明党の地方議会は第一党、党員も組織も正規のピラミット型だ。
そしてもうひとつ大事なことは「自分さえ良ければ主義」から「政治は人の為にある」という思想革命が今こそ重要と。今こそ政治家の誠実さ正直さが問われる時、これが今後の選挙の中心であると。良く見て観察されている。それに恥じない地方議員でなければならないと講演を聞き改めて思った。
いじめ問題
大津市で発生したいじめ問題、全国でもいじめによって自らの命を絶つ子どもが今も後を絶たないと言われています。
今回の事件、日が経つにつれその問題の大きさと、大津市教育委員会のずさんな対応、責任感の欠如に驚くばかりだ。子どもの悲痛な叫びを本気で受け止められなかったのか。学校関係者も、いじめ撲滅に取り組んでいるのは間違いないと思うが、それでもいじめ認知件数が増加しているのはどういうことなのか。実はそれも氷山の一角で、実際にはもっと多くのいじめが行われているに違いない。
どのような理由であっても、いじめはいじめる側が100%悪いという本質を見失ってはいけないと思うし、最も重要なことは「早期発見」であり、担任はクラスのちょっとした変化を見逃さないことが大事であると思う。
笠間市長登庁式
8日投開票され3選を果たされた笠間市長の登庁式が、市庁舎ホールで大勢の市職員、後援会そして市議会議員参加の中、厳粛に行われました。市長からは、選挙で掲げた「5つの力プラス1」の実現目指して、先頭に立って頑張るとの力強い挨拶があった。
議長からはお祝いの言葉と同時に、投票率の低さから伺える無関心層に対し、今後どのように行政発信をするのか、その課題について注文がありました。
今回の市長選は公明市議団としても全面的な支援をさせて頂き、選挙一本の1週間でした。今週は溜まった市民相談に手を打ち、そして支援団体の会合に参加と引き続き忙しく、今日は久しぶりに家で掃除をしたり、大量の洗濯をしたり、料理を作ったり(手をかけない料理は毎日作ってますが・・・)パソコンの前に向かったり、と自分の時間に費やしました。
こういう時も実は深刻な問題を抱えた市民から電話相談があります。今日もまた・・・。