立憲民主党の3つの実態
衆院選、最終盤に突入しました。
報道では、公示直前にできた立憲民主党の躍進が伝えられていますが、その実態を3点にまとめました。
第一に立憲民主党は、東日本大震災と原発事故への対応が後手に回り、大ひんしゅくを買った「民主党政権」が復活したかのような顔ぶれです。菅直人氏、枝野幸男氏など当時の政権幹部が多く名を連ねています。
第二に「筋を通したというのは真っ赤な嘘」(フジテレビの平井文夫解説委員)。衆院選を前に、支持低迷の民進党から合流しようとした希望の党に拒否され、行き場を失った民進党左派が集まった“選挙互助会”です。
平和安全法制容認を入党の条件に掲げた希望の党への合流を一度は了承し、「安保法制反対」の看板を捨てた人たちです。まさに、“筋を曲げた”末にできたのが立民党です。
第三に選挙戦で立民党は、共産党との一体化が進んでいます。両党は、国家の基本政策では“水と油”。例えば、自衛隊は立民党が「合憲」、共産党は「違憲であり解消すべき」との立場です。まさに選挙目当ての“野合”です。