国際開発教育
世界のことをもっと知りたい!!日頃からそう思っていた私が、知人から教えてもらい、その存在を知った拓殖大学のオープンカレッジ『国際開発教育ファシリテーター養成コース』
受講したい気持ちはあるものの、4月は選挙のため全く参加できず、さらに慣れない議員活動との両立となると、1年間しっかり続けることができるのか…悩みました。
『何もしないで後悔なんかしたくない』 どうやらそんな性分のようで、国際的な見聞を広げるため、また修了することを目指し、何とか受講しています。(24年1月無事修了)
来期募集要項に現在の受講生を代表し、「受講生インタビュー」の特集に以下のように掲載していただくことが決まりました。
取材の内容を紹介させていただきます。
プロフィール
都内公立中学校の教員を経て、統一地方選挙に当選。現在、荒川区議会議員として活躍している。
Q1
本コースを受講したきっかけを教えてください。
A1 海外日本人学校の教員を目指していた私は2010年夏、JICA教師海外研修へ参加。国内研修で本コーススタッフの石川先生より開発教育、ファシリテーション、ワークショップなどについて学び、教育はもちろん、様々な分野におけるファシリテーターの重要性を感じ受講を決めました。
Q2
議員として活動する菊地さん、学んだスキルを政治の現場でどのように活かしていこうと思いますか。
A2 地方議員の役割を『区民と区政のパイプライン』であると考えています。地域住民や企業、NPOなどと行政が力を合せ、地域の課題解決に取り組む際、その合意形成を図るファシリテーターとして力を発揮できればと思います。
Q3
本コースならではの魅力を教えてください。
A3 教室でワークショップが始まるとそこは工房となり、我々は職人となります。それぞれが持てる知識を持ち寄って、議論を交わし、作品を完成させる。年の差や職業は関係ありません。一言で言えば切磋琢磨といった所でしょうか。
Q4
今後の展望は?
A4 教育分野におけるファシリテーターの役割は子ども達の学習に対する興味・関心・意欲を引き出すこと。多くの教員がファシリテーション能力を身に付け、創造的な学習プロセスを進められるよう教育改革を推進したいです。また、地域の皆様とディスカッションを通して、議会を身近に感じてもらいたいと思います。