韓国済州市へ
荒川区と韓国の済州市は国際友好都市となって10年が経とうとしています。今回、私は荒川区議会の表敬訪問団の一員として済州市を訪れ、西川区長の親書を金市長へとお渡ししてまいりました。
荒川区日暮里から成田空港までは36分、飛行機で2時間、済州空港から市役所まで15分という国内レベルの近さに驚き、またより親しみを感じました。これを機に10周年に向けてどれくらいの民間交流・草の根交流を深めることができるか、行政へと働きかけていきたいと思います。
今回は他にも、荒川区議会議員として友好都市・済州市のことを知るために民族博物館や萬丈窟という世界自然遺産、抗日運動記念館などを巡り、ハードスケジュールの中ではありましたが、充実した行政視察を行わせていただきました。
韓国滞在中に北朝鮮が砲撃を加えてきたというニュースがあり、緊張感が高まりましたが、現地の人はあっさりとした反応というのが意外だったところです。
また、実際に現地の方たちと話をしてみると、反日感情というものは感じられず、むしろ民間レベルでは友好的な関係を望んでいることも感じました。
荒川区には、済州島出身の方々が大勢住んでいるという他にはない特色があります。今回の体験を草の根外交として交流を深める材料とし、日韓の懸け橋を築いてまいります。