カテゴリー(調査 – 行政視察)

 八戸市役所を訪れ、創業支援事業「アントレプレナー情報ステーション」について説明を受けました。アントレプレナーとは、フランス語で「起業家」を意味する言葉です。

hachinohecity 創業促進と雇用創出を図るために、起業や独立開業・ネットショップの立ち上げなどを志す人たちの支援拠点として設置し、起業に向けた各種支援を行っています。

 また、毎年10名を定員として八戸学院大学との連携による講座を開設しており、創業に結びつけるための取り組みを行っています。

 活気ある街づくりには新たなる挑戦へのサポートが不可欠です。荒川区でも伴走型の支援を基本として、親身に相談を受ける姿勢を大切に産業支援を行ってまいります。

総務企画委員会では2泊3日で行政視察を行い、函館市、八戸市、盛岡市を訪問いたします。

1436427770955 初日は函館市において、地域交流まちづくりセンターの取り組みについて視察させていただきました。この施設はNPOサポートはこだてグループが指定管理者となり、「市民による市民のための施設」を目指し運営しています。

訪れたこの日はちょうど水曜日ということで1階の喫茶コーナーはやっていないかわりに、地域の皆様が手作りで持ち寄った小物や食べ物などを販売するブースが所狭しと並んでいました。

また、イベント情報については他の自治体ではよく机に置かれているチラシですが、ここでは壁に貼り、大きなカレンダーとして掲示しているのもアイディアだと感じました。

さらには開館時間の9時から9時までの間、1ヵ月3000円という破格の賃料で利用できるブースがあるなど市民にとってありがたいサービスが民間の視点で提供されていました。

区民目線、庶民感覚で施設をどう運営して行けばよいのか、荒川区とも共通の課題で大変に参考になりました。

 三原市では、誰もがスポーツに親しみながら生涯を通して健康で心豊かな日常生活を送り、スポーツ技術の向上が図れるような環境づくりを促進するため、スポーツ振興計画を策定しています。

1007 説明を受けて一番印象に残った事業は出前講座事業です。スポーツの他にも環境問題や市における財政、高齢化社会、子育て教育など様々なジャンルについて申請することができます。

 中には市の職員が講師を務める講座もあり、行政を身近に感じることのできる事業として注目しました。

 「役所の職員って」の後に続く言葉がよりポジティブなものになるように荒川区でも推進する事業とべきであると考え、参考にさせていただきます。

 広島県尾道市では平成23年度に尾道教育総合推進計画を策定し、「夢と志をもち、生きがいのある未来をひらく、人づくりのまち尾道」をテーマに取り組んでいます。

DSC_0533 これからの社会は、様々な文化や価値観が国境をこえて互いに行き来する変化の激しいグローバル社会になると言われています。

 そんな中、時代に求められる力を「グローバル社会を生き抜くために必要な力」として、「夢と志を抱き、グローバル社会を生き抜く子ども育成」を政策の柱に策定されたのがこの計画です。

 コミュニケーション能力の育成、情報活用能力の育成、国や郷土・学校・郷土を愛する心、食育の推進などがグローバル社会を意識した重点目標として挙げられていました。

 これから荒川区の方針とも見比べながら良いところを吸収していきたいと思います。

文教・子育て支援委員会では行政視察を行うため、岡山県の岡山市、広島県の尾道市と三原市を訪れました。

DSC_0531まずは岡山市役所において岡山市スポーツ推進計画についての説明を受け、意見交換をしました。岡山市では本年11月8日、第一回おかやまマラソンが開催される予定です。

平成23年に公明党の推進によってスポーツ基本法が制定されました。これを受けて私は、議会での初の一般質問において荒川区のスポーツ施策を推進するため、スポーツ基本法に則り、条例制定や基金の創設を訴えてまいりました。

今回視察させていただいた岡山市のスポーツ推進計画を参考に、荒川区においても計画の策定を進めてまいります。

熊本から新幹線つばめで鹿児島へ。2011年3月12日に九州新幹線が開業したことにより、鹿児島市は観光振興策に力を入れています。その一つが鹿児島市電軌道敷緑化事業です。

鹿児島市交通局では、路面温度の抑制、騒音の低減、まちのうるおいの創出や景観の向上などを整備効果として期待し、平成18年から本事業を進めてまいりました。

その結果、市電利用者や観光客、沿線住民からも高い評価をいただき、現在も継続的に維持管理が行われています。

また、古い電車を改造した芝刈・散水電車も新しい観光資源として期待されています。特色ある路面電車が観光資源となることも学ばせていただきました。

観光文化推進調査特別委員会の視察で熊本市を訪れ、市電緑のじゅうたん事業について熊本市役所の方々よりお話を伺いました。

私の出身地である札幌市でも路面電車が市街地を走っており、幼い頃から路面電車には親しみを覚えておりました。今も荒川区に住み、都電荒川線を頻繁に利用しています。

札幌の路面電車は間もなく馬車から電車となり100周年を迎え、除雪しながら進むササラ電車が有名です。また、荒川区も地元住民の皆様が沿線にバラを植栽するなど観光資源となっています。

熊本市では新たな緑化スペースの創出、ヒートアイランド現象の緩和、都市景観の向上などを目的として軌道敷内に芝を張って、観光客へのアピールなどの効果もねらっています。

荒川区においても特色ある路面電車をさらにパワーアップさせるため、様々な施策を講じてまいります。

 萩博物館は 『萩まちじゅう博物館』 の中核施設として、萩開府400年の記念日である平成16年11月11日に開館しました。『萩まちじゅう博物館』とは、萩のまち全体を博物館としてとらえ、萩のおたからを保存・活用しようという新しいまちづくりの取り組みです。

 萩博物館はその拠点となる施設であり、萩の自然や歴史、民俗、文化などあらゆることが学べる機能を持っています。荒川区議会の総務企画委員会では、施設運営のあり方を学ばせていただくため、萩市を訪れました。

 萩といえば、松下村塾の吉田松陰が有名で、萩焼も市が誇る文化として地域に根付いています。また、萩の自然をテーマに生き物や海洋、天体に至るまで、多様な要素を取り入れた展示が公開されていました。

 注目すべき点は、リピーターの数が多くここ10年ほどの統計を見ても利用者数においてあまり変化がなく推移している点です。そこには施設に愛着を持ち、協力してくださる市民団体・NPOなどの支援がありました。

 どんなに立派な施設でも、利用者数が減少していく可能性はあります。いかに利用者がまた来たくなるような運営をするか、それには市民・区民協働の視点は欠かすことができず、荒川区としても取り入れていくべき内容を勉強させていただきました。

 大阪府枚方市を訪れ、市有建築物の計画的な保全の取り組みについて教えていただきました。枚方市では公共施設部に施設整備室を設置し、計画的な管理をすることで施設の保全を図り、長寿命化に向けて取り組んでいます。

 どこの自治体でも老朽化した施設で多いのは学校です。戦後のベビーブームに合わせて整備された学校施設は、計画的に整備をしていかなければ建て替え時期が重なり、将来の自治体における財政負担が集中してしまいます。

 枚方市においては、学校については施設整備室の中にもともと教育施設を担当していた職員を配置するなど、万全の態勢で学校を管理しています。

 荒川区においても、中長期的な公共施設の改修計画を策定する際に参考にさせていただきました。その結果、今後40年間で1400億円の改修費用が必要なところ、計画的な保全・長寿命化によって1100億円までコストが抑えられるとの試算が出ています。

 学校施設の長寿命化と有効活用がこれからの課題であると認識しています。

 公共施設老朽化等対策調査特別委員会として浜松市を訪れ、ファシリティマネジメントによる資産経営への取り組みについて視察させていただき、直接職員の方に質問・意見交換させていただきました。

 浜松市は平成17年、12市町村合併により膨大な公有財産を保有することとなり、施設の維持管理や老朽化によるコスト負担や、土地の有効活用などが大きな課題となっています。

 そこで同市は平成20年、限られた財源と人材の中で、より一層の市民サービスを提供することを目的に「浜松市資産経営推進方針」を策定しました。

 現在は、「浜松市資産経営推進方針」に基づき、「保有する財産」から「活用する資産」への意識転換を行い、徹底したコスト意識改革と経営感覚を持った効率的な資産経営の実現や最小の経費で最大の効果の実現などに取り組んでいます。

 具体的には、各施設の利用状況や収入支出、職員数や光熱水費などの情報を施設カルテとしてまとめ、庁内で施設評価を行い、継続であれば改善や管理主体の変更、廃止であれば移転や転用などを検討していくというものです。

 保有資産の状況を把握しなければ、自治体経営は成り立ちません。維持管理費用を減らすためにはどの施設を残し、どの施設を無くすのか、その判断基準を明確にする必要があります。

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