バックナンバー 2012年 5月

 「地方分権」が叫ばれて政権交代までなし得た我が国です

が、その後、あまりにも国民不在の政治が続き、政治不信の

波は高まる一方で新たなリーダーの模索に奔走しだしていま

す。こうした中での「大阪都構想」「中京都構想」は、日本の

中に「東京都」が3つできるだけで果たして日本全体の底上げができるのか、

むしろ、さらに地域間格差が広がるだけではないかと懸念されるわけです。ここは

まず、この国の形を作る「地域主権型道州制」の導入を図り、日本の国の隅々まで

国の予算が行きわたる構造を作り、それぞれの地域の特性を活かした国づくりを

進めるべきです。

 昨年、3月11日東日本を襲った大震災は、天災の恐ろしさと

共に国を始めとする関係機関の防災に対する考えの甘さを

露呈する形になりました。それは、この国の在り方から問わ

れる問題となり、現在もなお迷走中であります。

 広範囲に長期にわたる甚大な被害をもたらした東京電力福島第1原発事故は、日本の

エネルギー政策の大転換を迫りました。政府は原発依存からの脱却の必要性を一般の

国民と共有し、エネルギー基本計画の抜本的な見直しの議論を進めています。しかし、

稼働原発ゼロの事態が現実化し、当面の電力需要をいかにまかなうかという難題が

立ちはだかっています。このままでは夏場の電力供給不足に陥るおそれもあり、野田

政権は安全が確認された原発を再稼働させる「政治判断」へとかじを切りました。

 原発に頼らざるを得ない現在の構造をいかに「脱原発」へと段階的に進めていく

のか、国民の安全と経済の維持をにらみながらの中長期的なエネルギー政策の在

り方の議論は、国の将来像に直結すると共に、私たち国民一人一人がしっかりとし

た議論のもと決断を下していかなくてはならないものと考えます。

  天文3年(1534年)5月28日に生まれた織田信長は

本日478歳の誕生日を迎えました。

 この佳節を祝い、昨日、愛西市内の名鉄津島線「勝幡

駅」に設けられた特設会場において『織田信長生誕祭』

が盛大に執り行われました。オープニングには地元佐織中学校吹奏楽部の

メンバーによる記念演奏。「織田信長の生誕を育む会」による「うつけ囃子」

「うつけ太鼓」が披露され、午前の部・午後の部と盛況のうちに幕を閉じました。

 来る2014年には織田信長480歳、さらに2034年には信長500歳という佳節を

迎えます。織田信長を愛する皆様と共に『織田信長生誕祭』を盛り上げて行きた

いと思います。どうぞ、お見知りおき下さい! 

  

 初めに、しばらくのあいだ更新が滞ったことを

 お詫び申し上げます。

  大手野菜食品加工メーカーの「カゴメ」が1月31日を

 「あいさいの日」と制定し、冬も野菜を取りましょうという事で、

テレビあるいは新聞等のマスメディアを通してPRをしておりました。そこでは、「愛」

する野菜の「菜」の字を取って「愛菜」とも使っておりましたが、この愛する野菜の菜

は人名で「まな」と読めます。これが今話題の人気子役の「芦田愛菜ちゃん」と同じ

ということで、彼女がPRイベントに登場しキャンペーンの一役を買っておりました。

 初め新聞でこの報道を知りましたがこれは愛西市として何らかの提携が出来ない

ものかと思い、この「カゴメ」の名古屋事業所に電話をいたしました。広報担当の方が

出られましたが同じ「あいさい」という音を持つ市として、来年度、本市の大型店舗の

スパーあるいは「道の駅」等で両者が協賛するイベントの開催は可能であるとの回答は

いただきました。この件は、市長にもお伝えをいたしました。

 市側から市長名の親書とあいさいさんグッズを「カゴメ」様にお届けいたしました。今後

親密な連携体制が作れるよう期待するものです。

 

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愛西市 竹村仁司
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