・日本という国は今、『無縁社会』と指摘されています。無縁というのは“縁がない”と書くわけですが、人と人のつながりが薄れてしまっている。あるいは、縁が見えなくなってしまっているというわけです。高齢者の所在不明問題は社会に大きな衝撃を与え、児童虐待をめぐる事件も各地で相次ぎ発生しております。現代のキーワードの一つとして、「安全・安心」ということが言えるとおもいます。

 古来、日本には“もやい”との言葉があるそうです。「船と船をつなぎ合わせる」、あるいは、二人以上の人が一緒に仕事をすること。共同。部落内の共同作業と言うような意味で、社会と社会、さらにその社会に有する人と人との関係も、一つとして助け合いの関係、この“もやい”というそれぞれの関係をつなぎ合わせるという行為なくしては、人間社会のこれまでの発展もなかったと思われます。

そして、より豊かで自由な経済社会が構築され、自由競争がますます進んでいく過程の中で、社会の多くの人々は競争のみに目を奪はれがちとなり、ともすれば他人への配慮や思いやりを忘れ、自己中心的な考えにとらわれ、時代の流れの中で人と人とのつながりも薄れてしまい“もやい”というような考え方は、現代の競争社会の中で失われつつあります。

 しかし、その一方でこうした社会の在り方に不安を抱き、危機感を募らせて人間同志の良好な関係を模索し、今後の社会の在り方の重要な側面として、人と人との関係の在り方が社会の豊かさにとって重要な要素であるとの認識で、様々な社会の担い手の方たちが、様々なテーマのもとで、積極的な活動を展開しつつあります。

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