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バックナンバー 2012年 7月

 名古屋高速道路公社は、昭和54年7月に高速3号大高線が開通し、以降順次開通区間を拡大し、あと残るところ、六番町の新幹線の高架橋の上を通す路線を残すのみとなりました。また、約92%が高架構造になっており、大地震における安全性を危惧するところであり、その安全性、維持管理の状況について、今回調査をさせていただきました。

 昭和54年に最初に開通した区間である大高線の橋梁及び、道路の下部についての保守管理の状況を見てまいりました。ひびが入り一部鉄筋が見えたところを丁寧にコンクリートを塗り込み、震度5以上の地震でも絶対に倒れることはないとの現場での技術者の言葉でした。震災時に何らかのカタチの避難ができる場所にならないか、検討していくことが必要と感じました。

 今後「防災・減災ニューディール」の関連を県内くまなく調査してまいります。

 日光川は、岩倉市を源流部とする大変短い流域ではありますが、中下流域一帯は、海抜ゼロメートルより低い地域となっており、治水安全度お向上が求められております。

 また、この流域は「東海地震に係わる地震防災対策強化地域」及び「東南海・南海地震防災対策推進地域」に指定されており、地盤の液状化が予想されることから治水施設の地震対策を急務となっております。

 また、今回視察した排水機場については、コンクリートの劣化が進み、一部クラック(ひび割れ)が見られ、早急な改善が必要となっております。来年度からは、新たな排水機場建設に向けた取り組みも始まり、地域の方々の安心・安全に向けたスタートも切られますが、流域全体のことを考えると、天井川(川の水位よりも人が住んでいるところの方が低い)であり、そうした状態の改善に向け、提言してきたい。

防災減災ニューディール

 名古屋大学減災連携研究センター

 減災連携研究センターは、南海トラフ巨大地震や、気候温暖化に伴う風水害による災害被害の抜本的軽減を目指して、2010年12月に設置され、設置後まもなく東日本大震災が発生しましたが、被害地からの学びを関係者で共有化することに努め、今後の地震対策のあり方について、様々議論を重ねられております。

 今回、この研究センターで、名古屋大学の福和教授はじめ、たくさんの研究者の方々から、愛知県の平野部、ゼロメートル地帯、豊田市のような中山間地域での防災上の問題点について、現在の状況を踏まえて、指摘いただき、それぞれ議論をさせていただき、大変有意義な意見交換ができました。

 こうした議論を踏まえ、この後、様々な現場を見させていただきます。

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愛知県 小島丈幸
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