平成27年9月25日午後1時より足立区議会第3回定例会が開会され、公明党を代表して質問を行いました。
①ハード、ソフト両面での水害対策について
【問】 四方を川に囲まれた当区での水害対策は急務である。ハード、 ソフト両面の対策を早急に進めるべきだがどうか?
【区長】この度の大雨により、区の対策の弱点も見え、 早急に対策を進めなければならない具体的内容も明らかになってきた。いち早い対応をハード、 ソフト両面で行いたいと考えている。
②ひとり親世帯の支援と子どもの居場所づくりを
【問】①ひとり親世帯の生活状況等の実態調査を行ってはどうか?
また、 正規就業につながる自立支援プログラムの強化を図るべきだがどうか?
②小中学生対象のさらなる居場所づくりが必要だがどうか。 その際、NPO等と協働で「食」の提供にも取り組んではどうか?
【福祉】①実施に向けて、調査対象、 調査項目、 調査方法等、検討していく。
また、ハローワークとの連携をさらに強化し、正規就業への支援に取り組んでいく。
②中学生の居場所については、今年度の実施状況を分析し、 平成28年度以降の増設、拡大を検討していく。小学生の居場所については、今後の検討課題としている。また、 居場所における食の提供は、 NPOと連携し、 子どもの状況に応じて提供していく。
③マイナンバー制度への不安を取り除くために
【問】①制度の周知を様々な機会を捉えて、 繰り返し行っていくべきだがどうか。
また、よくある質問集を作成して配布してはどうか。
②マイナンバーを取り扱う職員の研修をしっかり行い、個人情報保護の取り組みを行っていくべきだがどうか。
【区民】①可能な限り機会を確保し、 丁寧な説明を重ねていく。よくある質問集は、 常に新しいものをホームページで公開していくほか、それを抜粋した基本のQ&A集を作成し、 区窓口で配布していく。
【政策経営】②情報セキュリティの研修内容に、 今年度はマイナンバー制度の説明を加えている。来年度以降も引き続き実施し、 取り組みを強化していく。
④骨粗しよう症予防のために環境作りを
【問】区ホームページに骨の健康度をチェックするぺージを掲載してはどうか。また、 住区センター等に推定骨量を測定できる体組成計を常備し測定してもらう等、 区民が自分の骨の健康に気づける環境作りに取り組んではどうか。
【衛生】提案のとおり、ホームページの掲載が行えるよう検討する。
また、 住区センター等へは、利用者が気軽に測定できる簡易な機器の設置を検討していく。
⑤自転車走行環境整備で事故の未然防止を図れ
【問】①自転車走行環境の総合的な整備計画の策定に取り組んではどうか。
②自転車ナビマークを優先して路線に整備してはどうか。
※自転車ナビマーク 自転車が通行すべき部分および進行すべき方向を路面に表示したもの
【都市建設】①まずは、駅周辺の走行環境整備を進め、 その後、国のガイドライン等を考慮しつつ整備計画を検討していく。
②今年度、梅島駅周辺や大師道への設置を予定しており、 効果を検証したうえで、 自転車利用の多い北千住駅や西新井駅周辺を対象として警視庁と連携し、設置を進めていく。
⑥家庭訪問型子育て支援の実施で孤立家庭の支援を
【問】就学前の6歳未満の子どもがいる家庭に研修を受けた地域の子育てボランティアが訪問する家庭訪問型子育て支援をホームスタート事業と言う。 区としても実施すべきだがどうか。
【子ども】ボランティアによる家庭訪問は、親の心の安定、児童虐待の未然防止にも効果的だと考えている。 家庭訪問型の子育て支援事業の実施に向け、具体的に検討していく。