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公明党広報
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足立区 渕上隆
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バックナンバー 2009年 10月

歳出については、現状では大きな課題はありませんが、現在の日本が抱える少子高齢化と今の不況による税収減を考えるとさまざまな改革は必要でしょう・・・・・

歳出の最大のものは民生費で1124億円あります。これは生活保護をはじめ、高齢者、子ども施策等の経費です。次が教育費で304億円。土木費259億円と続きます。昔と違って今では公共事業も大きく減少し、多分多かった時の3分の1程度までになっていると思います。

区の借金である特別区債は一時1400億円程度ありましたが、20年3月時点では913億円。これでも23区では最大の借金を抱えています。貯金である積立金は992億円。23区では4番目ですが、借入と積立の差額をみると23区ではまだまだ下の方です。

平成20年度の一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の決算特別委員会が10月7日(月)から15日(木)まで6日間開催されました。

今回は委員で参加しましたのでさまざまな質問もしました。何回かに分けて報告したいと思います。

平成20年度の決算ですから期間は平成20年4月から平成21年3月の1年間です。この期間で大きな事件というと昨年9月に発生した「リーマンショック」です。

この影響により日本を含む世界経済に大きな影響を受け、そのための緊急経済対策を実施しました。経済の悪化は税収に大きな影響があり、すぐに減収に結びつきます。しかし、今年度以降は減収の影響があるとしても昨年度の平成20年度決算には影響を及ぼしていません。

歳入は2393億円と前年度に比べて33億円の増加。特別区税が445億円と11億円の増。最大の財源である都区財政調整交付金は1050億円とこちらも11億円の増で全体として増収で順調といえると思います。

しかし、大変なのはこれから、今年からなのです。

足立区で2ヵ所、更に導入が進んでいる大牟田市の小規模多機能施設を見てきました。

小規模多機能は「訪問」「通所」「泊まり」を組み合わせた機能がり(だから多機能)同じ施設の担当者がそれぞれの機能を担当するので利用者の状況も良く分かっており安心して利用できます。

月ぎめの包括料金制なので「訪問」も「通所」も何回も利用でき、「泊まり」はオプション料金が必要ですが、これも何度も泊まれます。例えば息子さん夫婦が働きながら親を在宅で介護している場合、通所を週に5回、帰宅が遅くなる場合は「泊まり」も利用できます。「泊まり」のオプションは1泊当り500円〜3,000円です。

こうやってみると利用者にはとてもよい施設ですが、事業者として経営が確かに心配です。しかし、大牟田で訪問した施設は認知症通所と特別介護老人ホームとの複合施設でしたが、小規模多機能が一番荒利率が高く、利用者にも喜ばれているとのことでした。ちなみに大牟田市は人口13万人と足立区の5分の1の人口で、小学校区全ての23ヵ所の小規模多機能施設があります。

高齢者を支える社会保障制度は「年金」「医療保険」「介護保険」とありますが、地方自治体に任せられているものに「介護保険」があります。介護保険では、居宅介護の強化が必要だと思います。

足立区は介護保険で、今年は「介護予防」を強化しようとしています。「介護予防」もとても大切で是非、広げて頂きたいと思いますが、在宅で介護をされている方の支援強化も必要だと思います。要介護度4-5の重度の方や認知症の方の介護は介護する側の家族も大変です。

このような方で特別養護老人ホームを希望される方はたくさんいらっしゃりますが、現在足立区の特別養護老人ホームは15ヵ所で約1,400人の方が利用されています。入所希望で待機されている方は3,500人以上おられなかなか入所できないのが現状です。

在宅でも介護を続ける方の支援として地域密着型の小規模多機能施設が大きなサポートができると思います。