境港市議会議員 たぐち俊介 Official web site

2008年04月29日「長寿医療制度」語れば広がる、理解の輪!

 先日(23日)の党 支部会を開催し、今、話題の「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」について、自作のフリップなどを使って、約1時間半、制度の中身や保険料のしくみ、負担軽減策などについて説明させていただきました。
 当日は党員以外の方も多数来ていただき、改めて新制度に対する皆さんの関心の高さを認識しました。

今、連日のようにマスコミに取り上げられている「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」ですが、このたびの衆議院山口2区の補選でも大きな争点となりました。
 この新制度をめぐっては、民主党をはじめとする野党やマスコミの報道(特に、ワイドショー)による批判がクローズアップされ、制度の中身がきちんと認知されないまま、“なんとなく”この制度は良くないぞと、言うような世論が形成されててしまったように感じます。
 今回、少し時間はかかりましたが詳しく説明させていただき、参加された皆さんからは喜んでいただきました。また、翌日も少人数の市民の方の集まりにお邪魔させていただき、説明をさせていただいた折には、今回、新制度の対象に当る方から、保険料の年金からの天引きについて、「どちらにしても、保険料は収めるのが当たり前で、私も今月天引きされとったけど、その方が払い忘れがないけぇ助かるし、第一、保険料は安くなっとった」との声もありました。
 この新しい制度については、「国民皆保険制度」の維持という面からは必要なものであり、制度のスタートに当っての混乱と、制度そのものの中身とは本来、分けて議論すべきでなかったかと思います。そういった意味で言えば、政府や厚生労働省の説明不足ということについてはもちろん原因はあるのですが、それ以上に「政局第一」の民主党の戦略に、マスコミや高齢者の皆さんが「あおられて」しまった気がしないでもありません。
 私の実感としては、「きちんと説明すれば、理解は得られる」と感じますし、何より、説明していくと多くの方は、「なるほど、そういう中身なのか」と、はじめて制度について理解されます。結局、「中身」より「イメージ」先行といった感じです。
 これからも、様々な機会に語っていきたいと思います。

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