2008年10月2日付
「防火総点検」急げ
大阪市の雑居ビル火災
緊急視察、市に申し入れ
大阪市議会公明党

1日午前3時ごろ、大阪市浪速区の雑居ビル「桧ビル」で発生、15人が死亡した火災で、大阪市議会公明党(待場康生幹事長)の議員団は同日午前、火災現場を緊急視察した。これには待場幹事長のほか、高田雄七郎、小玉隆子、高橋諄司の各市議が同行した。
同火災は、ビル1階の個室ビデオ店から出火。1階部分の約40平方メートルを焼いた。ビル内にいた15人が一酸化炭素中毒などで死亡し、10人が負傷した。火災が発生したこの日は、個室ビデオ店などに火災報知設備の設置を義務付けた改正消防法施行令の施行日だった。
現場で、消防隊員から状況を聞いた待場幹事長らは「市内の類似施設などの緊急点検を含め、総合的な火災対策が必要」と述べた。
この後、市議会公明党は、同日午後に平松邦夫大阪市長に対して申し入れを行った。
申し入れでは、(1)原因の徹底究明(2)類似施設への緊急総点検(3)再発防止策を取りまとめ公表する――の3項目を挙げ、早急な実施を求めた。
これに対し平松市長らは、「市内に約340軒ある類似施設への緊急総点検を3日以内に行う」と明言した。
大阪府警は同日、殺人と放火などの疑いで46歳男を逮捕した。