「一人のために真剣に!!」  真貝維義

2009年11月18日柏崎市都市整備部建築住宅課職員逮捕される

本日、各会派代表者会議において職員逮捕の事件についてのお詫びと説明がありました。 
 
本市都市整備部建築住宅課審査係に勤務する職員、今井秀雄係長が、詐欺の容疑で逮捕されたことにつきましては、市全体の信用に関わる重大な問題であると認識しており、市民の皆様をはじめ多くの方々に対しご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
 
 今回の事件については、警察から取調状況などをお聞きした上で、柏崎市が被害を受けたという事実を確認しましたので被害届を提出いたしました。業者と共謀して公金を詐取したということであり、公務員として決してあってはならない、言語道断な事件であります。
 
逮捕に係る容疑の詳細については、現在捜査中でありますのでコメントは控えさせていただきますが、柏崎市としては、今後の警察の捜査に協力するとともに、本人に対しては厳正な処分を行うことが必要だと考えております。
 
かねてより職員の不祥事の根絶に向け、市を挙げて公務員倫理の徹底と綱紀粛正に取り組んできたところでありますが、この度、市職員としてあるまじき事件を引きおこしましたことは、市民の皆様の信頼を大きく裏切るものであり、誠に遺憾であります。
 
今後このようなことがないように、すべての職員に対し、改めて公務員倫理の徹底と服務規律を強く指導するとともに、再発防止策に取り組んでまいります。


私は市長に、詐欺による被害があったということであるが、被害についてその内容と報道にある随意契約の水増と随意契約の適性について説明を求めたが、被害については捜査中と言う事で説明は無かった。
随意契約については、工事も適正に行われて問題は無いとことであった。
また、月橋工務店が行った他の受注工事リストの提示を求めたが、これも資料を警察に押収されすぐには提出できないとの説明があった。
 


今日の説明会は、議会に対する市長のお詫びとの事であったが、市民の代表に市民が受けた被害内容も説明できないような説明会は開催すべきでない。
 
今後の議会の対応について、私のほうから議会として今後もこの件を注視し、職員の綱紀粛正・内部統制の更なる強化が必要と提案。
民友の本間代表、整風会の丸山代表からは賛意があったが、社会クラブの矢部代表からは今日の代表者会議はそういった子とぉ決める会ではないとの反論があり話はまとまらなかった。


職員逮捕にともない、県警捜査2課が柏崎市役所に家宅捜査に入り関係書類津を押収した点から見ても今回の事件は当市にとって重大な事件であります。
18年3月の発注工事が、何故、今発覚したのか、今日の説明では要を得ないが、今日の説明で気になる点を以下にまとめた。
 
・ 今回の事件、市は11月9日に警察より連絡を受け被害を確認し、16日に被害届け  を出した。  ・・・市は警察に連絡により被害を確認する。
・ 今回の49万9800円の発注工事だけでは、このような家宅捜査は無いと考える。・・・ 今事件は氷山の一角か。
・ 柏崎市としても事件の調査を行い、早急に全容を解明することが必要であります。
・ マスコミの報道では、市の職員から不正を持ちかけたとある。市長の説明では詐欺としている。官製談合、贈収賄、これらの事件に発展するのではないか。
・ 市長は随意契約の工事は適正に行われ問題ないと説明したが、マスコミ、水増し請求と報道し他の業者の「高い工事代金」とのコメントまでも報道されている。・・・市の説明が正しいのか疑問が出る。
・ 市は被害を捜査中でコメントできないとしたが、今回の詐欺は被害額も確認したからこそ、被害届けを出したのではないか。何故説明できないのか。
 
27日の全員協議会では、いま少し納得の行く説明をしていただきたい。
捜査中では有るが、市民の財産が詐欺にあった。当然柏崎市には、事実関係を市民に説明する責務が有る。


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