「手術したくても、とても払えなかった。今では、本当に感謝の日々です」

白内障手術に保険適用

Story

「目がかすむ」「ちらつく」「視力が落ちる」――。70歳以上のお年寄りのうち、
8割以上がかかると言われる白内障は、年齢を重ねれば誰でも起こり得る病気です。
しかし、1992年3月末以前は、手術を受けるには片眼で約15万円、
両眼ならその倍の費用が必要でした。
「手術したいけど、費用が高くて……」
お年寄りの切実な声。公明党は、地方自治体での助成実現に取り組みました。
そして、92年2月。公明議員の国会質問が決定打となって保険適用が実現。
白内障手術を受けた90代の女性は、こう語りました。
「手術したくても、とても払えなかった。
今では、周囲がよく見えるので安心して日常生活を送れる。本当に感謝の日々です」

Fact

公明党の取り組みにより、92年1月までに約130自治体で助成を開始。 同年2月の保険適用から20年近くがたち、手術件数は既に1000万件を超えている。 公明党は今後、遠近両用の「多焦点眼内レンズ」への保険適用もめざしている。
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