矢倉かつお

1975年生まれ。38歳。さいたま市在住。東京大学法学部卒。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)法学修士課程修了。中国・復旦大学留学。日本、米ニューヨーク州で弁護士。前経済産業省参事官補佐。党青年局次長。

世界で勝てる日本をつくる

経済再生、国際交渉のプロフェッショナル。
弁護士として、また経済産業省参事官補佐として鍛え抜かれた語学力と国際交渉力で「世界で勝てる日本」の突破口を開く。

人の苦労が分かる男・矢倉の原点は少年、学生時代の苦闘にある。小学生の時、父が事業の立ち上げに失敗し、家計は苦しかった。東京大学3年生の時には、父が肺がんで他界。借金返済のため、アルバイトで家計を支えてきた。

大手銀行などの合併・再編を成功に導く

その時、矢倉は大企業や中央省庁との交渉の日々に神経をすり減らしていた。類を見ない大再編劇となった大手銀行や携帯電話会社の合併・再編――。新米弁護士の矢倉には、あまりにも難しい案件だ。2000年代初頭、企業は生き残りをかけ、合併・再編を繰り広げていた。大企業同士の合併・再編となれば、巨額の資金と人が動く。法律的な間違いがあれば、即破談だ。そうなれば、企業のみならず、日本経済全体に影響が及ぶ。 企業の利害関係は実に複雑。それぞれの企業の利害を見極めつつ、ともに利益が最大になるよう調整する。業界の許認可権を握る中央省庁との折衝も困難だ。これらが矢倉に課せられた重要な役目だった。「企業だけではない。従業員とその家族の生活も守る」。困難な大企業の合併・再編を成功に導いたのは、矢倉の強い信念だ。形を変えながら生き抜く企業を目の当たりにし、世界で勝ち抜く日本経済を築く知恵と経験を培った。

レアアース輸出規制解除へ各国を説得

「これでは世界の産業界は混乱に陥ってしまう」。経済産業省参事官補佐に抜擢された矢倉は、焦る心を抑えつつ、日本政府代表の一員として国際交渉のテーブルについていた。議題は希少金属レアメタルの一種・レアアース。携帯電話などの工業製品に欠かせない存在だが、尖閣問題と時を同じくして、中国が輸出規制を強化した。 このままでは、世界の産業界が打撃を受けるのは明らかだ。「この問題を日中だけの問題にしてはならない」。この決意で、矢倉は米国や欧州連合(EU)に呼び掛け、国際協調を図った。「国際社会全体にプラスになるルールをつくりましょう」。各国の交渉人を前に矢倉は力説。そしてついに、欧米諸国とともに世界貿易機関(WTO)への提訴に道筋をつけた。矢倉の執念と卓越した交渉力が実を結んだ瞬間だった。

苦労人だからこそ
困難に勝つ突破力がある

父が他界し、アルバイトで家計を支え、司法試験に合格した苦労人。苦しむ人のためなら、どんな困難も突破できる男。

企業を支え、
日本経済を復活させる弁護士

弁護士として大手銀行の合併など企業法務に従事。企業活動をサポートし、強い日本経済を復活させる知恵と経験を持つ。

日本の国益を守る
「国際交渉のプロ」

英語と中国語が堪能。経産省参事官補佐として、国益を左右する舞台で結果を出してきた国際交渉のプロフェッショナル。

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主な活動

1975年生まれ。38歳。さいたま市在住。東京大学法学部卒。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)法学修士課程修了。中国・復旦大学留学。日本、米ニューヨーク州で弁護士。前経済産業省参事官補佐。党青年局次長。

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