杉ひさたけ

公認会計士。米国公認会計士(デラウェア州)。党青年局次長、同国際局次長、同「大阪未来プロジェクト」事務局長。国内屈指の監査法人、米国の世界4大会計事務所の一つで活躍。創価大学経営学部卒。1976年、大阪市生まれ。37歳。

"一人のため"貫く。世界で鍛え抜かれた実力派。

不正を見抜く市場経済の番人・公認会計士として世界を舞台に活躍。国際経済の最前線を知る、若き実力派が、〝人に尽くす、ウソがない政治”の実現に挑む。

「その仕事はボランティアでさせてほしい」。2011年春、杉が進んで引き受けたのは、難病患者会の会計監査だった。全身の筋力が低下していく希少疾病・遠位型ミオパチー。患者会は、その治療薬の開発を求めて「一日も早く患者の手元に」と懸命に活動していた。だからこそ、杉は「力になりたい」と公認会計士の資格を生かし応援してきたのだ。

逆境に立ち向かう人を支える存在に

この患者会とは深い縁がある。同会の代表代行で、発起人の一人である織田友理子さんは、杉の大学の後輩だ。難関の公認会計士試験を現役で突破した杉は、大手監査法人に進んだ後も、たびたび大学に通い、会計士をめざす後輩の試験勉強をサポートしていた。その中の一人だった織田さんが難病と知り、励まし続けてきたのだ。それだけに会計監査のボランティアは、杉にとっても喜びだった。
「逆境に立ち向かう人を支えたい。そのために学んできた」と語る杉。彼の母もまた、難病である膠原病の一種を患っている。言葉に自然と力がこもる。

世界的な金融危機の中で、原点を築く

大手監査法人で手腕を買われた杉は06年、米国に赴任。世界4大会計事務所の一つで活躍した。08年秋のリーマン・ショックにも現地で直面し、世界各国の製薬や自動車産業などの企業を支えた。この苦闘が国際的な業界動向を知り抜く、世界水準の実力を養い、米国公認会計士の資格も取得した。
そんな杉だが、米国駐在を振り返って鮮烈に思い出すのは、「一緒に仕事ができて良かった」との事務職の婦人の一言という。当時は朝、出勤した同僚が午後には解雇されているというリストラの嵐。その中でも合理主義が当然の米国文化に染まらず、管理職として、同僚たちを励まし続けてきた杉への最大の賛辞だったからだ。
公認発表後、杉は連日、「日本再建の突破口を」と現場を奔走。大阪の強みである創薬研究や、ものづくり産業などの最前線を相次いで訪れた。世界を舞台に奮闘してきた視点で意見を交わす、その心には、常に〝人のために”との信念が息づいている。

国際的な視点。
「財政の見える化」の即戦力

国民を欺いた復興予算の流用に怒り。「財政の見える化」を進める即戦力。ムダ遣いを防ぐ世界基準の公会計制度の導入に全力。

生まれも、育ちも大阪。
生粋の浪速っ子

大阪・西成区生まれ、枚方市育ち。幼少期から、聴覚障がいのある祖母と筆談で交流を重ね、一人に寄り添う心を培った。

日本再建のカギ握る
「世界の大阪」へ情熱

大阪の国際競争力向上に真剣。バイオ技術の集積や豊富な観光資源などの潜在力を引き出し、景気浮揚、雇用拡大に走る。

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主な活動

公認会計士。米国公認会計士(デラウェア州)。税理士。党青年局次長、同国際局次長、同「大阪未来プロジェクト」事務局長。国内屈指の監査法人、米国の世界4大会計事務所の一つで活躍。創価大学経営学部卒。1976年、大阪市生まれ。37歳。

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